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LAST EXIT |
ジャケットの影響か何気にセッションを聞きまくっているような気にさせてくれる作品だ。ウィンウッドの声がさえまくり、そしてバンドが完全にそれを支えるという趣が何気に感じさせてくれるバンド好きには最高の音の構成といった感じの作品に仕上がっている。本当にこの作品での聞きどころはスティーブ・ウィンウッドの声だ。この声がなければ残念ながらの作品となってしまうかもしれないような演奏だ。声を除くと結構平凡な音にしか聞こえてこないのが弱点なのかもしれない。音の絡みはよく全体を構成してくバンドの絡みも悪いものではない。だが何かが足りないのだ。結局バンドとしては固まってはいるが、それ以上のプレイはここにはないというのが最大の弱点になってしまっているからだろう。他のバンドではたしてその演奏で絡むことができるのだろうか?という軽い疑問がある演奏力の足りなさがすべての弱点なのかもしれない。どこかに突き抜けていくようなスタープレイヤーがいない・・・だがこれは通常の他のバンドでも同じ。そう、曲がとにかくは強烈な印象を与えてくれるものがイマイチないのだ。シャンハイ・ヌードル・ファクトリーにおけるウィンウッドはさえてはいるが・・・・・なぜだろうなにかが足りないのだ。
曲の弱さがこの作品の弱点。演奏も悪くない水準だが、強烈になにかがあるというようなものでもない。軽くかけっぱなしにして何かをやっているという趣の時に聞くのが結構はまる可能性を感じるのだが・・・・・ |
曲目 |
1.JUST FOR YOU
2.SHANGHAI NOODLE FACTRYl
3.SOMETHING'S GOT A HOLD OF MY TOE
4.WITHERING TREE
5.MEDICATED GOO
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